高還元カードでポイントを二重取りする方法は、店舗やサービスのポイントを先に提示・付与してもらい、支払いを高還元カードで行うことです。カード利用分と店舗・共通ポイント分を重ねて受け取れるため、合計還元率を高められます。ただし、対象店舗・支払い方法・ポイント付与条件はサービスごとに異なります。
ポイント二重取りの基本的な仕組み
二重取りでは、次の2種類のポイントを組み合わせます。
| ポイント | 受け取る方法 | 例 |
|---|---|---|
| 店舗・サービス側のポイント | 会員証やアプリを提示する | 店舗独自ポイント、共通ポイント |
| カード利用ポイント | 対象のクレジットカードで支払う | カード会社のポイントやマイル |
たとえば、店舗側で1%、カード利用で1%が付く場合、同じ支払いについて合計2%相当を受け取れる計算です。ただし、ポイントの価値や付与単位が異なる場合があるため、単純に表示率を足せないこともあります。
高還元カードで二重取りする手順
- 利用する店舗やサービスのポイント制度を確認します。会員証の提示、アプリのバーコード表示、事前エントリーなど、ポイントを受け取る条件を確認してください。
- 支払い前に店舗側のポイントを提示します。会計後は提示できない場合があるため、レジで先にアプリや会員証を見せます。
- 高還元カードで支払います。対象外の支払い方法では、通常より還元率が下がったり、カード利用ポイントが付かなかったりすることがあります。
- 後日、両方のポイントを確認します。店舗側とカード側で付与日が異なる場合があるため、利用明細やポイント履歴を別々に確認します。
還元率の計算方法
二重取りの実質的な還元率は、原則として「店舗側の還元率」と「カード利用時の還元率」を合算して考えます。
計算式:二重取りの還元率 = 店舗側の還元率 + カード利用時の還元率
たとえば、1万円の買い物で店舗側の還元率が1%、カード利用時の還元率が1.5%だったとします。この場合の計算例は次のとおりです。
- 店舗側:1万円×1%=100円相当
- カード側:1万円×1.5%=150円相当
- 合計:250円相当
計算上は、合計還元率2.5%相当です。ただし、実際の付与数はカードの計算単位、ポイントの交換先、端数の扱いなどによって変わります。
二重取りしやすい主な組み合わせ
店舗の会員証や共通ポイントとクレジットカード
最も分かりやすい方法は、会計前に店舗の会員証や共通ポイントのバーコードを提示し、同じ会計をクレジットカードで支払う方法です。カードがその店舗での支払いに対応していることと、ポイント提示後の支払い方法がポイント付与の対象であることを確認してください。
ネットショップの経由ポイントとクレジットカード
ポイントサイトやショッピングモールを経由してネットショップを利用し、ショップ側のポイントとカード利用ポイントを重ねられる場合があります。経由先での広告クリック、購入完了、対象商品の条件などを満たさないと、経由分が付与されないことがあります。
カード会社の特約店やキャンペーンと店舗ポイント
特定の店舗やサービスでカード利用分が増えるカードなら、店舗側のポイントと組み合わせられる可能性があります。ただし、通常還元ではなく期間限定キャンペーンとして提供される場合もあるため、対象期間とエントリー条件を確認してください。
「二重取り」にならないことがある支払い
店舗のポイントを提示しても、カード側のポイントが通常どおり付くとは限りません。特に次のような支払いは、カードのポイント付与対象外または還元率変更の対象になることがあります。
- 電子マネーやプリペイドカードへのチャージ
- 税金、公共料金、保険料などの支払い
- 年会費や手数料など、通常の買い物ではない支払い
- 特定のコード決済やモバイル決済へのチャージ
- キャンペーン対象外の商品・サービス
また、カードによっては、チャージ時にポイントが付かない一方、チャージ先の決済時にはポイントが付くなど、付与の仕組みが異なります。ポイントを得るためだけに経由サービスを増やすと、手数料や残高管理の負担が還元分を上回ることもあります。
高還元カードを選ぶときの確認項目
還元率の数字だけでなく、次の条件を確認すると、実際に使いやすいカードか判断しやすくなります。
- 通常利用時の還元率か、特定店舗だけの還元率か
- ポイント付与の計算単位が、1回ごとか月間合計か
- カード利用分のポイント付与対象外があるか
- 特約店やキャンペーンにエントリーが必要か
- ポイントの有効期限や交換条件
- 年会費や、還元率アップに必要な利用条件
- ポイントを使える店舗や交換先
年会費がかかるカードでは、追加で得られるポイントが年会費を上回るかを計算してください。高還元率でも、利用条件を満たせない場合は、通常のカードより有利にならないことがあります。
二重取りと三重取りの違い
カード利用分と店舗側のポイントを重ねるのが二重取りです。さらに、経由サイトのポイントや決済サービス側の還元が加わると、一般に「三重取り」と呼ばれることがあります。
ただし、還元を重ねるほど条件は複雑になります。経由サイトを通したことで店舗側のキャンペーン対象外になったり、特定の支払い方法ではカードのポイントが付かなかったりする場合があるため、重ねられる数だけで有利と判断しないことが大切です。
二重取りで失敗しないためのチェック方法
利用前に、次の順番で確認すると、ポイントの取りこぼしを減らせます。
- 店舗やサービス側のポイント付与条件を確認する。
- 支払い方法が店舗側ポイントの対象か確認する。
- その支払いがカード利用ポイントの対象か確認する。
- エントリー、提示、経由などの手続きが必要か確認する。
- ポイントの付与日と、付与予定数をそれぞれ確認する。
利用明細にカード利用分が表示されても、ポイント付与対象とは限りません。カード会社のポイント明細と店舗・サービス側の履歴を分けて確認してください。
高還元カードでポイントを二重取りする方法のまとめ
基本は、会計前に店舗やサービスのポイントを提示し、ポイント付与対象の高還元カードで支払うことです。合計還元率は、店舗側とカード側の還元を足して計算できます。
ただし、チャージ、公共料金、コード決済などはカード側の付与条件が異なることがあります。使う前に、対象店舗・対象支払い・エントリーの有無・年会費・ポイントの使い道を確認し、実際に受け取れる還元分で判断してください。







