高還元カードでポイントを二重取りするには、ポイントが付く決済方法を組み合わせるのが基本です。代表的なのは、ポイントが貯まる決済サービスに高還元カードを登録し、さらにそのサービスや店舗のポイントも受け取る方法です。
ただし、カード側が対象外としている支払いではポイントが付かないことがあります。還元率だけでなく、対象店舗・支払い方法・ポイント付与条件まで確認して利用しましょう。
高還元カードのポイント二重取りとは
ポイントの二重取りとは、1回の支払いで異なる2つのサービスからポイントを受け取ることです。たとえば、クレジットカードの利用ポイントと、カードを登録したスマホ決済の利用ポイントを同時に貯める方法があります。
| ポイントが付く場所 | 例 |
|---|---|
| カード側 | クレジットカードの利用額に応じたポイント |
| 決済サービス・店舗側 | スマホ決済、共通ポイント、店舗独自ポイントなど |
カードのポイントと店舗のポイントが同じポイントでなくても、二重取りに当たります。受け取ったポイントを合算して使えるか、交換できるかはサービスごとに異なります。
高還元カードでポイントを二重取りする方法
1. ポイントが貯まる決済サービスにカードを登録する
まず、利用するスマホ決済や決済サービスに、高還元カードを支払い元として登録します。その決済サービス自体にもポイント制度がある場合、カードの利用ポイントとサービス側のポイントを重ねられる可能性があります。
- 利用したい決済サービスのポイント付与条件を確認する。
- そのサービスに高還元カードを登録する。
- 対象店舗で、登録した決済サービスを使って支払う。
- カードの利用明細と決済サービスの履歴を確認する。
ただし、決済サービスへのチャージがカードのポイント対象になるか、チャージ後の支払いにもポイントが付くかは、カードやサービスによって異なります。チャージと利用の両方でポイントが付くとは限りません。
2. カード提示とカード決済を組み合わせる
店舗独自のポイントカードや共通ポイントカードを提示したうえで、高還元カードで支払う方法もあります。この場合、ポイントカードの提示分とカード決済分をそれぞれ受け取れることがあります。
- 会計前に、店舗のポイントカードやアプリを提示する。
- ポイント付与の対象になる商品や支払い方法か確認する。
- 支払いには高還元カードを使う。
- レシートやアプリで、提示分とカード利用分を確認する。
ポイントカードを提示しても、カード払いでは店舗ポイントが付かない店舗があります。また、対象商品や会員ランクによって付与率が変わる場合もあるため、店頭の案内や利用規約を確認してください。
3. ネット通販のポイントサイトを経由する
ポイントサイトを経由してネット通販を利用し、高還元カードで支払う方法もあります。条件を満たせば、ポイントサイトのポイントとカード利用ポイントを同時に受け取れます。
- ポイントサイトで、利用したい通販サイトの還元条件を確認する。
- ポイントサイト内のリンクから通販サイトへ移動する。
- 対象外の商品や支払い方法を避けて注文する。
- 高還元カードで支払う。
- ポイントサイトの判定結果とカードの明細をそれぞれ確認する。
広告をクリックした後に別のサイトへ移動したり、クーポンを使ったりすると、ポイントサイト側の対象外になることがあります。ポイントサイトを経由しただけで、必ずポイントが付与されるわけではありません。
二重取りの還元率はどう計算するか
カード側と決済サービス側の還元率がそれぞれ適用される場合は、基本的に両方の還元率を合計して考えます。ただし、ポイントの計算方法や付与対象額が異なる場合は、実際の還元率が単純な合計と一致しないことがあります。
計算例:仮に、1万円の支払いでカードの還元率が1%、決済サービスの還元率が0.5%なら、次の計算になります。
カード分:1万円×1%=100円相当
決済サービス分:1万円×0.5%=50円相当
合計:100円相当+50円相当=150円相当
この仮定例では、合計還元率は1.5%です。実際には、1ポイントの価値、ポイントの端数処理、付与上限、対象外の支払いを含めて計算する必要があります。
二重取りできるか確認するポイント
高還元カードを登録しても、必ず二重取りできるとは限りません。利用前に、次の条件を確認してください。
- カードからのチャージや決済サービス利用が、カードのポイント付与対象か
- 決済サービス側のポイント付与対象に、登録カードでの支払いが含まれるか
- ポイントの付与上限や対象金額が設定されていないか
- 税金、公共料金、電子マネー、ギフトカードなどが対象外ではないか
- キャンペーンの登録やエントリーが必要ではないか
- ポイントの有効期限や交換条件に問題がないか
- 支払い方法の指定があるか
特に注意したいのは、カードへのチャージです。チャージ時にはカードのポイントが付かず、チャージ残高を使ったときだけ決済サービス側のポイントが付くケースもあります。反対に、チャージ分だけがカードのポイント対象で、利用時のポイントが対象外になる場合もあります。
ポイント二重取りで失敗しやすいケース
還元率だけを見てカードを選ぶ
高還元でも、普段使う店舗や決済サービスが対象外なら、期待したポイントを受け取れません。自分がよく利用する店舗、ネット通販、スマホ決済の組み合わせで確認することが大切です。
キャンペーン還元を通常還元と混同する
期間限定キャンペーンによる上乗せは、終了後も続くとは限りません。通常時の還元率とキャンペーン時の還元率を分けて考え、条件や終了日を確認してください。
ポイントの価値を同じだと考える
異なるポイントを二重に受け取っても、交換先や使い道によって価値が変わることがあります。還元率を比べるときは、ポイント数ではなく、実際に何円相当で使えるかを確認しましょう。
高還元カードで二重取りする手順
最初は、利用する店舗と決済サービスを1つに絞って確認すると、条件を間違えにくくなります。
- 普段よく使う店舗やネット通販を決める。
- その店舗で貯まるポイントと、利用できる決済サービスを確認する。
- 決済サービスの支払い元に、高還元カードを設定する。
- カード、決済サービス、店舗ポイントのそれぞれの付与条件を読む。
- 少額で利用し、各サービスの履歴にポイントが反映されたか確認する。
- 問題がなければ、対象店舗で継続して利用する。
ポイントが反映されない場合は、支払い方法、対象外商品、付与上限、キャンペーン登録の有無を順に確認します。明細上で支払いが別の決済として処理されている場合は、カード側のポイント対象外になっている可能性もあります。
高還元カードのポイント二重取りが向いている人
二重取りは、特定の店舗や決済サービスを継続して使う人に向いています。利用額が大きく、条件を管理できるなら、通常のカード払いより多くのポイントを受け取れる可能性があります。
一方、複数のサービスを使い分けることで支払いを忘れたり、不要な買い物を増やしたりするなら、還元率だけで判断しないほうがよいでしょう。ポイントのために手数料や年会費が増える場合は、受け取れるポイントとの差額も計算してください。
高還元カードでポイントを二重取りする基本は、「カードの還元」と「決済サービスまたは店舗の還元」を重ねることです。利用前に、登録カードが対象か、チャージと利用のどちらにポイントが付くか、上限や対象外条件がないかを確認すれば、自分に合う組み合わせを判断しやすくなります。







