高還元カードで電気料金を支払うと還元される?

高還元カードで電気料金を支払うと還元される?

高還元カードで電気料金を支払うと、カード会社の条件を満たせばポイント還元を受けられます。ただし、電気料金が通常の買い物と同じ還元率になるとは限りません。カード会社によっては、公共料金の還元率を下げたり、ポイント付与の対象外にしたりするためです。

高還元カードで電気料金を支払うと還元される仕組み

電力会社への支払いをクレジットカード払いにすると、カード会社が定める利用額に応じてポイントが付くことがあります。毎月の電気料金をカード払いにまとめれば、口座振替や振込用紙で支払う場合には得られないカードのポイントを受け取れる可能性があります。

一方で、還元の有無や還元率は、次の3つの条件で決まります。

  • 電力会社がクレジットカード払いに対応しているか
  • カード会社が電気料金をポイント付与の対象にしているか
  • 電気料金に適用される還元率が何%か

そのため、「高還元カードなら電気料金も必ず高還元になる」とは限りません。

電気料金は通常の買い物より還元率が低いことがある

カード会社によっては、電気・ガス・水道などの公共料金を、通常のショッピング利用とは別の扱いにしています。たとえば、通常は1%還元のカードでも、公共料金は還元率が下がる、付与されるポイント数が異なる、または対象外になる場合があります。

確認するときは、カード会社の公式ページや会員規約で、次の項目を確認してください。

  • 「公共料金」「電力会社」「電気料金」がポイント付与の対象か
  • 電気料金に適用される還元率
  • ポイント計算の単位と、1回ごとの端数の扱い
  • 特典ポイントやボーナスポイントの対象になるか
  • カードの種類や支払い方法による違い

カードの広告に表示された通常還元率だけで判断せず、電気料金に適用される条件を確認することが大切です。

還元額は電気料金と実際の還元率で計算する

電気料金で得られるポイントの目安は、次の式で計算できます。

電気料金の還元額=電気料金(税込)×電気料金に適用される還元率

たとえば、これは実際のカードや電力会社の料金を示すものではない計算例ですが、月1万円の電気料金に1%の還元率が適用される場合、還元相当額は次のとおりです。

1万円×1%=100円相当

年間では、電気料金が毎月1万円なら、単純計算で次の金額になります。

1万円×12か月×1%=1,200円相当

実際には、ポイントの付与単位、月ごとの端数、還元率の変更、ポイントの有効期限などによって受け取れるポイント数が変わることがあります。

電気料金のカード払いで確認したい注意点

カード払いに変更すると別の割引がなくなることがある

電力会社によっては、口座振替を選んだ場合に割引が適用されることがあります。カード払いに変更すると、その割引がなくなる可能性があるため、カードのポイントだけでなく、口座振替割引との合計で比較してください。

比較するときは、次のように考えます。

  • カード払い:カードで得られるポイント相当額
  • 口座振替:口座振替割引の金額
  • 振込など:支払い手数料がかかるかどうか

カードの還元額が口座振替割引を上回るとは限らないため、毎月の電気料金に当てはめて判断します。

支払い方法の変更が反映されるまで時間がかかることがある

クレジットカード払いを申し込んでも、すぐに次回の請求から反映されるとは限りません。手続きが完了するまでの支払い方法や、カード払いが間に合わない場合の支払い方法を、電力会社の案内で確認してください。

カード登録後も、初回の請求がそのカードから引き落とされるか、利用明細と電力会社の請求内容を確認すると安心です。

カードの有効期限や番号変更にも対応が必要

登録したカードの有効期限が切れたり、紛失・再発行でカード番号が変わったりすると、電気料金の決済ができなくなることがあります。カード会社や電力会社から更新情報が自動で引き継がれる場合もありますが、対応は一律ではありません。

カードを更新したときは、電力会社の登録情報を確認し、必要なら支払い方法を変更してください。

高還元カードで電気料金を支払う前の確認手順

  1. 電力会社の支払い方法を確認し、クレジットカードに対応しているか調べる。
  2. 利用したいカードの公式案内で、電気料金がポイント付与の対象か確認する。
  3. 電気料金に適用される還元率と、ポイント計算の単位を確認する。
  4. 口座振替割引がある場合は、カードのポイント相当額と比較する。
  5. カード払いを申し込み、適用開始時期と初回の支払い方法を確認する。
  6. 支払い開始後、カードの利用明細に電気料金が計上され、ポイントが付与されているか確認する。

ポイントが付かない場合は、電気料金が対象外ではないか、還元率が通常の買い物と異ならないか、請求がカード払いへ切り替わっているかを順番に確認します。

高還元カードで電気料金を支払うのが向いている人

電気料金のカード払いは、電気料金がポイント付与の対象で、口座振替などの割引を差し引いてもカードの還元額が上回る人に向いています。また、毎月の固定費を一つのカードにまとめて管理したい人にも適しています。

反対に、電気料金の還元率が大きく下がるカードや、ポイント付与の対象外となるカードでは、カード払いのメリットが小さくなります。口座振替割引の金額がカードの還元額を上回る場合は、口座振替のほうが有利です。

高還元カードで電気料金を支払うと還元される可能性はありますが、判断の基準はカードの通常還元率ではありません。電気料金に適用される還元率、ポイント対象かどうか、口座振替割引の有無を確認し、実際の月額で比較してください。