高還元カードのETCカードに年会費がかかるかは、クレジットカード本体ではなく、カード会社のETCカード規約で決まります。ETCカードも年会費無料とは限らず、発行手数料や、一定回数の利用などの条件付きで無料になる場合があります。
高還元カードでもETCカードの年会費はカードごとに違う
「高還元」は、通常の買い物で貯まるポイント還元率を示す言葉です。ETCカードの年会費や発行手数料が無料かどうかとは、別の条件で決まります。
そのため、還元率が高いカードでもETCカードに費用がかかることがあります。反対に、カード本体の還元率が特別高くなくても、ETCカードの年会費や発行手数料が無料のカードもあります。
ETCカードで確認する費用は3種類
申し込む前に、次の3つを分けて確認してください。ETCカードを無料で使えるか判断するには、年会費だけでなく、発行時の費用と無料条件も重要です。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ETCカード年会費 | ETCカードを保有している間、毎年かかる費用 |
| 発行手数料 | ETCカードを新しく作るときにかかる費用 |
| 更新・再発行手数料 | 有効期限の更新や、紛失時の再発行などでかかる費用 |
たとえば「ETCカード年会費無料」と書かれていても、発行手数料が別に設定されている可能性があります。費用の表示が「無料」だけの場合は、年会費・発行手数料のどちらが無料なのかを分けて確認しましょう。
年会費が無料でも条件付きの場合がある
ETCカードの年会費は、次のような条件によって無料になることがあります。
- ETCカードを年1回以上利用する
- クレジットカード本体の年会費が無料である
- 特定の会員ランクやサービスの条件を満たしている
- 発行するETCカードの枚数に制限がある
- 期間限定のキャンペーンが適用されている
特に注意したいのは、利用回数の条件です。高速道路を一度も利用しなかった年だけ年会費が発生する仕組みでは、普段あまり車に乗らない人ほど負担になりやすくなります。
また、無料条件の判定期間が「1月から12月」なのか、「入会月を基準とした1年間」なのかはカード会社によって異なります。無料条件がある場合は、利用期間と判定方法まで確認してください。
高還元カードのETCカードでもポイントが貯まるとは限らない
ETCカードの利用料金が、クレジットカード本体と同じ還元率の対象になるかも確認が必要です。ETC利用分が通常利用としてポイント付与されるカードもあれば、特定の支払いをポイント対象外にしているカードもあります。
確認する項目は、次のとおりです。
- ETC利用分がポイント付与の対象か
- 通常の買い物と同じ還元率か
- ポイント付与の対象外となる高速道路会社や支払い方法がないか
- ポイントの計算が月間合計か、利用ごとか
- 端数の料金がポイント計算に含まれるか
「ETCカードの年会費が無料」でも、ETC利用分の還元率が低ければ、期待したポイントを受け取れないことがあります。年会費だけでなく、実際の高速道路利用額に対する還元も比べることが大切です。
自分に合うかはETC利用額と年間費用で判断する
ETCカードの候補を比べるときは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。
- ETCカードの年会費が無料か、有料かを確認する。
- 発行手数料や再発行手数料の有無を確認する。
- 年会費が無料になる利用回数や会員条件を確認する。
- ETC利用分のポイント還元率と、ポイント対象外の条件を確認する。
- 自分の年間ETC利用額で、年会費を上回るポイントを得られるか計算する。
仮に、年間のETC利用額が10万円で、ETC利用分の還元率が1%なら、計算上の還元額は次のとおりです。
10万円 × 1% = 1,000円相当
これは還元率とポイントの価値を単純化した計算例です。実際には、ポイントの付与単位、交換先、ポイントの有効期限などによって受け取れる価値が変わります。また、ETCカードの年会費や発行手数料があれば、その分を差し引いて考えます。
申し込み前に公式の料金表と規約を確認する
ETCカードの年会費は、クレジットカードの紹介ページだけでなく、ETCカードの料金表、会員規約、ポイント付与条件に記載されていることがあります。申し込み前には、次の表記を確認してください。
- ETCカード年会費
- ETCカード発行手数料
- 年会費が無料になる条件
- ETCカードの利用分がポイント付与対象かどうか
- 家族カードや複数枚発行時の費用
- 解約や再発行にかかる費用
料金や無料条件は変更されることがあるため、比較記事の表示だけで決めず、申し込み時点のカード会社の案内で確認しましょう。
高還元カードのETCカードに年会費がかかるかの答え
高還元カードのETCカードは、年会費が無料の場合も有料の場合もあり、カードごとの確認が必要です。特に、無料条件、発行手数料、ETC利用分の還元率を分けて確認してください。
高速道路をほとんど使わない人は、利用しなくても費用が発生するかを重視し、頻繁に使う人は、年会費だけでなくETC利用分のポイント還元を含めて年間の負担と還元額を比べると判断しやすくなります。







